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語り継ぐことの価値

2017/09/23

ピースあいちで「戦争体験・語り継ぎ手の会」が結成

フジオカ ヒロタカ - Media for Society 編集長 Profile
カメラマン・デザイナー@藤が丘デザイン。 小学校時代は新聞係。

名古屋市名東区にある戦争と平和の資料館「ピースあいち」で「戦争体験・語り継ぎ手の会」の結成のつどいが行われた。
戦争の実体験を語る「語り手の会」の高齢化を受け、「語り手の会」の支援と次世代への継承を目的としている。

会則と代表・事務局の選出、今後の活動について確認と話し合いが行われた後、戦争体験を聴く特別プログラムが行われた。

ソ連が侵攻した朝鮮半島から、母子4人は命懸けで祖国を目指した。9歳だった自分と母の体験を、いま子、孫へと手渡す。

腹話術で沖縄戦の悲惨な戦況を伝える。

 

経験者の口から直接語られる言葉の重みは大きい。
それを語り継ぎ手という形で受け継いでいくことは簡単ではないが、非常に大切な試みだ。

フジオカにとって戦争体験の話を聴く意味はなんだろうか。
きっと避けようのない「戦争」に巻き込まれた人々の様々な感情を追体験できることに意味がある。
それを通して人間とは何かについて考えられるだろう。

 

「ピースあいち」とは

「ピースあいち」は愛知周辺の有志の方たちから現物資料を集め、自費で運営している自主的な組織だ。
戦争とは何か、人と人が殺し合うとはどういうことか、平和のあるべき姿について改めて考えたい時に訪れるとよい。

「戦争体験・語り継ぎ手の会」結成のつどい

開催日
2017年9月23日 (土)
会場
ピースあいち
愛知県名古屋市名東区よもぎ台2-820
参加費
入館料:300円
関連リンク
ピースあいち:http://www.peace-aichi.com/


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