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世界的作家の“卒業制作”

2017/07/05

奈良美智の展覧会が豊田市美術館で開催

Kengo Higashi - Media for Society 副編集長 Profile
コピーライター、ライター@名古屋

1990年代以降の現代美術において最も重要な作家のひとり、奈良美智の展覧会「奈良美智 for better or worse」が7月15日(土)から豊田市美術館で開催される。

奈良の作品といえば、観る者を見つめ返すような眼差しの人物像が特徴的。無垢で無邪気な雰囲気の中に、孤独や悪魔的な部分を持ち合わせた人物・動物の絵画を多く描いている。近年では、色彩を繊細に塗り重ねて描く瞑想的な絵画を中心に、鑑賞者を内省に導く作品が国内外より高い評価を集めている。


奈良美智《The Girl with the Knife in Her Hand》1991年 ヴィッキ&ケント・ローガン夫妻、サンフランシスコ近代美術館 ©Yoshitomo Nara 1991


奈良美智《Missing in Action – Girl Meets Boy -》2005年 広島市現代美術館 ©Yoshitomo Nara 2005

今回の展覧会は、奈良が学生時代を過ごした愛知県・長久手の丘陵にほど近い豊田市美術館で開催される。奈良いわく「遅すぎる卒業制作のような気がする」とのこと。1987年から最新作までの100余点の作品(新作5〜6点と国内未発表作品も展示予定)をはじめ、レコード、画集、写真集、小説、切り抜き写真、人形や雑貨など、奈良の感性を育んださまざまなものが展示される予定。奈良の集大成的な作品群はもちろん、作家としてのルーツにも触れることのできる貴重な機会になりそうだ。


奈良美智《Blankey》2012年 個人蔵 ©Yoshitomo Nara 2012


奈良美智《Marshall》2003年 個人蔵 ©Yoshitomo Nara 2003

※TOP画像:奈良美智 スタジオ風景:左《Midnight Truth》, 右《Midnight Surprise》(部分)2017年 撮影:森本美絵 Art works: ©Yoshitomo Nara 2017

※本記事の使用画像は無断転載禁止

奈良美智 for better or worse

期間
2017年7月15日 (土) ~ 2017年9月24日 (日)
時間
10:00〜17:30(入場は17時まで)
会場
豊田市美術館
〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
休館日:月曜日(7月17日、8月14日、9月18日は開館)
HP:http://www.museum.toyota.aichi.jp
参加費
一般 1,500円[1,300円]
高校・大学生 1,000円[800円]
中学生以下 無料

※[ ]内は20名以上の団体料金、障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)、豊田市内在住又は在学の高校生及び豊田市内在住の75歳以上は無料[要証明]、観覧料の減免対象者及び割引等についてはホームページを確認するか、豊田市美術館へ問い合わせを。


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